2010年10月16日土曜日

エスリルカフェ オープンしました。


10月14日にエスリル本店1階にカフェをオープンしました。カフェで仕事、そんな感じでいられるような会社に、というところからイメージは広がって1階は本当のカフェになりました。

オープンにあたっては、消防署の防火対象物使用届と保健所の営業許可申請が必要でした。どちらも現地の調査があるのですが、今回は改修を担当してくださった設計士さんが事前に調整してくださっていたので大変にスムーズに済みました。

無線LANや各席に電源コンセントも用意しているので、パソコンを持ち込んでレポートをまとめたり、コーディングをしに来たり、ただのんびりしに来たり、いつでも遊びにきてください。Web 関連のことや ES オペレーティングシステムのことですとか興味のあるひとは、ふだんは1階で仕事をしているので気軽に声をかけてください。

エスリル本店の改修は、まず Google の SketchUp というソフトを使って改修後のイメージを自分で作成するところからはじめました。3D のモデルがあってもこちらのイメージがストレートに伝わるかどうかは、工務店さんや設計士さんによってけっこうバラバラでした。今回、設計と施工は、いくつかの工務店とお話をさせて頂いた中で、こちらで用意したモデルを1週間余りでイメージ通りの図面に落として提示してくださったローバー都市建築事務所山中工務店さんにお願いしました。

建物が古い町家なので、解体工事を進めつつ撤去不可能な補強柱に合わせてレイアウトを変更したり、もう使うことができなかった1階床面を土間にしたりとか、SketchUp のモデルと設計図を同時に変更しながら2カ月余りの工事になりました。

正面のスケッチアップ
正面 (ジミニーが客引きにでていますw)

正面はもともとは格子の入った出窓があったのですが、大きな FIX ガラス2面とガラスの入った木製のドアになりました。入口のポーチは当初は計画になかったものなのですが、1階の土間の工事の関係で若干玄関に段差ができてしまったので、最後に設計士さんのアイデアで改装の現場で使っていた足場板から綺麗に作ってもらったものです。最初からデザインしていたように、きれいにおさめてくださいました。

カフェ フロアのスケッチアップ
カフェ フロア (南側)

カフェのフロアは全12席。2人席のテーブルは 75cm x 75cm、4人席のテーブルは 120cm x 75cm あります。みんなでノートパソコンを広げて何か食べながらでも作業できるんじゃないかと思います。庭側の部分はもともとの増築部分の工事をやり直してあるので既存の柱などの制約もなく正面よりももっと大きな FIX ガラスが入っています。

トイレのスケッチアップ
トイレ

エスリル カフェの中で唯一6面の壁と床すべてが新しい部分です。壁の1面だけアクセントで明るい緑色で塗ってもらいました。ネオレストのトイレと組み合わせてなるべく広く空間をとれるようにしてみた場所です。

施工途中の様子は改修工事をお願いした山中工務店さんのブログからも見ることができます。

ローバー都市建築事務所と山中工務店さんの方々は『めづめづ和文化研究所 京都』にも登場されています。この本はもともと家にもあったのですが、工事が進んでいっている最中にあの本の中に出てきていた!?、という話になってびっくりしたことがありました。

改修工事に関わってくださった皆様、どうもありがとうございました。工事前の1年程空き家になっていた状態からは想像できないような居心地の空間に生まれ変わりました。

2010年8月23日月曜日

送り火

先週は何年かぶりに京都で送り火を見ました。

大文字

今年は例年よりも薪の量を減らさないといけなかったそうで、暗くなるのが早かったような気も。

あつーぅ

ジミニーはご覧の通り暑そうにしてましたが、送り火の火が熱いのではなくて(そんな近くまでは行ってませぬ)、単に気温が夜でもフレンチブルドッグには高過ぎなのです。

オフィスの改装の方はほぼ順調です。エスリル カフェ ブログに工事の様子など書いてくれているので見てみてください。

2010年7月31日土曜日

改装工事



今週からエスリルのオフィスの改装工事がはじまりました。登記上の本店です。エスリルの最初のオフィスは正確な築年数は不明、80年は経っているという古い京都の町家です。ご近所にご挨拶にまわっていると、1年ほど空き家になってしまっていた町家にやってくる僕たちに「東京の人は町家好きらしいですね」なんて話してくれたりします。アトリエとか工房とかそんなキーワードからはじめたオフィス探しでした。
改装前
町家の中は写真の通り建具もなんとか付いているような状態でした。現状はそんな古くなった床や離れの解体工事真っ最中です。毎日様子を見に行っていますが、ライブ・大改造ビフォーアフター状態です。裏の庭の窓から正面の窓の間を風が通って行くので、真夏の暑い京都でも中に入ると涼しいというわけにはいかないけれども、死にそうなほど暑いというわけでもないのが不思議です。
解体工事中
改装完了は9月予定です。会社設立は7月1日ですが、エスリルの正式なスタートはその後、という感じです。

2010年7月14日水曜日

登記完了後のあれこれ


銀行口座、税務署、年金事務所、etc.

本やネットで調べてみて難しそうなことはなかったのだけれど、ところどころ現実とよく記載されているパターンで違うところがあったのでメモ。

・会社の登記事項証明書
登記完了後、4~5通もらいましょう、みたいに書いてある本が多かったのだけれど……

年金事務所、府税事務所、市法人税務課は原本のコピーで実は構わなかった。今回は原本をとってしまっていたので、そのまま受け取ってくださいと伝えると逆に恐縮されてしまった。
銀行は原本を銀行の方でコピーして返してくれました(三菱東京UFJ銀行と京都銀行)。
税務署だけは、受付がアルバイトさんだったので、そういう気遣いはなく原本をもっていかれてしまった(還付請求できるのかどうかはあえて聞かなかった)。
結果的には会社の控え込みで2通で大丈夫ということ。
証明書に1,000円も払うなら税金とか保険料、払ってね、というのは道理にあってる気がした。コピーでいい、って書いてある本とかサイトは見たことがなかったのだけれど京都ローカルなんだろうか?

・印鑑証明書
下手するとこれも登記事項証明書と同じ数だけ、なんて書いてある本があったけれど……

銀行やお役所では不要。
不動産屋さんではください、と言われたので今回は会社の控えと合わせてやっぱり2通。
これは別にいらない、みたいに書いてあるサイトも多いかも。

・税務署の法人設立届出書
添付書類は、定款等の写しと登記事項証明書だけで大丈夫。
新規設立の時の貸借対照表は、よく書き方を説明してあるけど自明なのでいらない(気の利いたサイトだと最初からそう説明してあった)。

・給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
これは実際に税務署に提出する必要はないのだけれど、会社でもっておくようにとのこと(税務署で教えてくれた)。
会社設立だけにフォーカスしてる本にはこれは書いてないから注意かも。
7/20 追記: 後日、税務署から源泉徴収関連の書類と一緒にこの申告書の用紙も送られてくるので大丈夫そうです。

・年金事務所(社会保険事務所)への書類の提出期限
よく会社設立後5日以内(7月1日設立なら7月6日まで)みたいに説明している本とかサイトがあるのだけれど……

必要書類に登記事項証明書あるわけで5日以内は物理的に無理だから気にはしてなかったのだけれど、実際にも速やかにということでした。
まあ「社会保険 未加入」とかで検索すると年金はいろいろあれこれありますね。

・銀行
法人口座をすぐに作らせてくれない、とか会社の説明をさせられる、とか色々と怖い例もあるらしいのだけれど……

三菱東京UFJ銀行と京都銀行の場合は銀行印、取締役の免許証とか身分証明、登記事項証明書をもっていけば、すぐ口座を作ってくれました。
大きな銀行ほどすぐ作れるということらしい(信用金庫は行ってないのでわかりませぬ)。
法人の銀行のカードが届くまでしばらくかかるので、資本金を振り込んだ口座からお金を移すときに小口現金分は取っておいた方がよい会社もありそう。
あと年金事務所の社会保険の引き落としの書類に銀行の確認印を押してもらわないといけないので、先に年金事務所で用紙をもらってから銀行にいくといいかも、とか。

・・・

これでひとまず法人設立関連の書類作業はだいたい終わったはず。

8/19 追記: 会社設立と合わせて電話やインターネット接続を法人で契約する場合、NTT(フレッツ、ひかり電話)では会社の登記事項証明書を見せる必要がありました(原本は返してくれます)。

2010年7月10日土曜日

法人登記完了

7月1日に申請してきたエスリルの登記手続きが無事に終了しました。

定款の作成から登記まで行政書士さんとかにはお願いしないでやってみたので、一応忘れないうちにそのまとめ。

注意: あくまで今回はこうしてみた、ということなので正確なところは公証人さんや法務局の会社登記相談コーナーで確認してください

1. 法務局の会社登記相談コーナーに行って、「会社を作りたいんですけど……」と聞いてみる(しなくてもいい)。

法務省のこのページから作りたい会社の機関設計にあった申請書の書き方を教えてくれました。最初からこのページを見ておけば OK という説も。

それから、定款の認証をしてくれる公証人役場の連絡先を教えてくれて、定款を書いたら認証してもらってまた来てね、みたいな感じで終了。意外と簡単そう?

公証人役場の連絡先もこのページを見ればでてます。

2. 印鑑カード、印鑑証明書、住基カード、電子証明書を揃える

e-Tax をしている人はもうもっている筈。

これは市区町村役場でもらいます。印鑑証明書は定款の認証の時に1通、法務局での会社登記の際にも1通必要になるので最低2通必要になります。電子証明書は電子定款にデジタル署名するときに必要になるので住基カードをもらったときに電子証明書を入れてください、とお願いします。

住基カードは即日発行じゃない市区町村もあるので要注意。港区は5日かかりました。

3. 定款を作る

法務省の定款の記載例をベースに、自分の会社に合わせてちょこちょこ修正していきました。

今回は本店の所在場所と株式の発行数は定款には書かないで申請時までに決めるようにしました。

4. 定款の事前チェック依頼

一通り書き上がったら、公証人役場に電話して定款の事前チェックを依頼します。事前チェックでは役場に直接行く必要はないです。

今回は電話すると、定款と発起人の印鑑証明書のコピーを FAX で送ってください、とのことで、メールではダメなんですか、と聞いてみたのだけれどダメということみたいでした。この辺は公証人役場にもよるみたいです。(印鑑証明書の原本は認証した定款を受け取る際に提出します。)

今回、定款は電子定款にすることにしていたので、電子定款の認証です、と公証人役場にも伝えておきました。(電子定款にすると収入印紙代4万円が浮きます。)

5. IC カードリーダーを買ってくる

住基カードだけあってもパソコンに電子証明書を読み込めないので対応している IC カードリーダーを買ってきます。このページから発行してもらった市区町村役場の住基カードに対応したICカードリーダーを調べられます。

そうしたら、このページを見ながら、公的個人認証サービスのクライアントソフトとかのセットアップを済ませておきます。まだセットアップするだけ。

6. 定款の事前チェック

定款の原稿と印鑑証明書のコピーを公証人役場に FAX で送信します。事前に担当の公証人さんの名前を聞いておくこと。修正が必要な箇所があれば FAX で送ってくれます。

今回は電子認証なので、最後の1文は「以上,○○商事株式会社の設立のため,この定款を作成し,発起人が次に記名押印する。」じゃなくて「以上,○○商事株式会社の設立のため,この定款を作成し,発起人が次に電子署名する。」みたいにして、と公証人さんではなくて電話を取り次いでくれる女性に教えてもらいました。『インターネットで検索したら例文があると思います。』だそうです。

修正箇所がなくなると、公証人役場から連絡が来ていつ申請しますか?みたいなことを聞かれます。伝えた日に法務省オンライン申請システムで定款の認証を申請できるようにさらに準備を進めます。

7. 定款を PDF ファイルにして電子証明書を埋め込む

このページからPDF署名プラグインをインストールします。

(Adobe Acrobat を持っている前提で書いてあるので、IC カードリーダーと Acrobat Standard を買うよりも行政書士さんにお願いした方がお安いですよ、というのがよくあるキャッチコピーみたいです。)

定款を PDF ファイルにしたら、Adobe Acrobat (Reader じゃない) で開いて、MistyGuard の操作説明書を見ながら PDF ファイル中で「発起人が次に電子署名する」と書いた発起人の名前の横に電子署名を入れます。(印)と赤字で出てきたらいいみたいです。Acrobat が「この製品では、検証はできません。」という表示をするのだけれど、それはそういうものらしいです。

8. 法務省オンライン申請システムで定款の認証を申請する

電子証明を埋め込んだら、このページを見ながら、オンライン申請の「事前準備」を進めます。PDF プラグインはもうインストール済みのはずなので、あとは『1.環境設定作業およびユーザ登録(必須)』という部分だけ行えば大丈夫のはず。

ユーザー登録など準備が終ったら、このページからオンライン申請システムにログインして「電子公証関連手続き」に進み、さらに「電磁的記録の認証」に進んで、定款をチェックしていただいた公証人さんを選択し、添付書類に署名した PDF ファイルを追加します。「公文書」か「添付書類」かどちらかを選択するよう表示されますが、このときは「添付書類」を選択します。

最後にデジタル署名をして、申請します。申請が終ったら公証人役場にも電話で連絡しておきます。公証人さんの方でも OK だと、定款を受け取る日をいつにするか連絡をもらえます。

9. 定款の受け取り

指定された日時に公証人役場まで行き、定款を受け取ります。印鑑証明書を持っていくのを忘れずに。

今回は電子定款を保存するブランク CD-R は持っていかなくてもその場で100円で用意してくれました。定款認証に5万円、それから紙の謄本をもらうのに2000円くらいかかります。

謄本は登記用に1通、会社の保存用に1通、計2通もらうのが普通のようだけれど、登記のときに「原本還付の請求」をすれば原本は返却してもらうこともできるようなので実は1通でいいみたい。

以上で定款の電子認証は完了。

10. 資本金の振込

定款の認証が終ったら資本金の振込を行います。通帳のコピーを必ずとっておくこと(通帳の表裏表紙、表紙の裏側の名前や口座番号が記載されている部分、資本金が振り込まれたことを確認できるページの計3枚)。

このあと、資本金は登記前でも使って良いのだそうだけれど、不安なので、登記完了までは通帳に記帳はしないでおいた方がいいかもとか。

11. 登記申請の準備

法務省のページからダウンロードしてきた PDF ファイルの説明にそって必要な書類を揃えます。一通りできたら法務局の会社登記相談コーナーに行けば事前にチェックしてもらえます。

今回は定款には資本金の最低額しか書いてないので「同意書」に設立時発行株式の数とかを書いておく必要がありました。

どの書類が発起人の実印でどの書類が会社の代表者印かは本によって記載が違ったりするのだけれど、署名のところが発起人なら実印、設立時取締役なら代表者印で問題なさそうでした。

書類の日付は、

定款作成日 < 定款認証日 <= 払込み日 <= 調査日 <= 申請日

なので、就任承諾書は定款作成日(設立時取締役は定款に書いてあるので)、同意書、議事録(決定書)など定款に記載しておいてもよかったものは定款認証日、払込みを証する書面、財産引継書(現物出資ありのとき)は払込みをした日、調査報告書と資本金の額の計上に関する証明書は払込みをした日から申請日までの間の日にしておきました。

今回は、家から法務局まで歩いて行ける距離だったので申請日当日も含めて計3回、事前にチェックしてもらいました。毎回違う方が担当だったのですが、それぞれ違う部分を指摘されるので、最終的には法務局の人それぞれの判断に委ねられてる部分があるんじゃないかなと。

違うと言えば、添付書類を綴じる順番もサイトや本によって微妙に違うので、今回は諦めてバラバラのまま相談コーナーに持って行って綴じてもらいました。結果的には登記申請書の添付書類の欄に書いた順番通りということなのかなと。

12. 登記申請

登記申請もオンラインでできるみたいですが今回は直接法務局まで申請しに行きました。(オンラインだと来年3月までなら登録免許税が5,000円安くなるとか。)申請時に補正がない場合いつ登記が完了するか教えてもらえます(今回は補正なしで8日後でした)。

13. 登記完了

補正などなければ、申請時に教えてもらった日時に法務局にいけば、登記が完了していて、会社の印鑑カード、印鑑証明書、謄本がもらえるようになります。

これで、税務署、銀行、社会保険など会社の謄本などが必要になる手続きもはじめられます。

2010年7月3日土曜日

スタート

7月1日にエスリルという名前の会社をつくりました。
写真はそのときの法務局からの帰り道。


ブログは今日からスタートです。
ひとまず会社のホームページはここに。まだ工事中。